①からの続きです~。



「どこか座ってお話しますか?」


「いや、いいよ。自転車乗りながらでも」


やばいことになってきた…( ̄_ ̄;)

このまま、拉致監禁されたらどうしよう…

誰も、気ずいてくれんよ…

あしたのテストどうしよう…


いろいろな考えがぐるぐるしながら、

自転車に乗って、走り始めました。


やつも自転車に乗り、後ろからついてき、、

道がすいてくると、あたしの横に並び

話かけてきた。


「今、このストーカーの件は、4件かけもちしてるんだよ。

 大変だよ~。この後もいくし」

「この仕事、中学卒業した時からやっててさ…

 実は、中学ん時の彼女が、ストーカーに殺されて…

 まだ犯人はわからない。俺はそいつを見つけるまで、この仕事をやり続けるんだ」

「彼女が出来ても長く続かないだよね~。てかメールとかうざいし」

「お姉さん、彼氏いるの?」

「はじめて出来た彼氏ではないよねぇ?」


なんなんだ、こいつは。

よくしゃべるなぁ(-"-;)

ストーカーの話なんて、話題ふっても、すぐ変えられる…


段々と、気持ちが落ち着いてきました。。。


適当に合わせて、後で警察に行こう!


適当に相づちしながら、とうとう、あたしのアパートに着きました。


「お疲れさまでした。ここまでくれば大丈夫です。

 これ、朝ご飯にでも食べてくださいね。」

といって、バイト先から頂いてきた おぎにりを渡して、

早く帰そうとした。


「…

 おぅ。ありがとう…。

 変わったアパートだね。お姉さんの部屋どこら辺?」



…早く帰っておくれ。


「一階ですけど…。ほんともう大丈夫です。気をつけて帰ってくださいね。」


「一応鍵穴見るよ。最近のストーカーはピッキングもすごいんだよ。

 俺は慣れてるからさ、鍵穴見れば、ピッキングされたか一発でわかるんだ」


…。

嘘っぽい…。なんて言っていいかわかんない…(x_x;)


「とりあえず雨もひどいし屋根下いこう」


確かに、やつは傘も持ってなく、びしょ濡れ。

勝手にアパートの建物の中に入っていった。


建物の入ったらすぐに、

「お姉さんの部屋はここ?こっち?」


一部屋一部屋物色し始めた。

仕方なく、部屋を教えてしまう…。


「ああ~。これは絶対(ピッキング)やられてるねぇ~。

こういうやつは、絶対、盗聴器かけるんだよ。コンセントの裏とかにさぁ。

ちょっと、中も見せて。俺なら道具なくても見つけられるし。

鍵貸して」



もう無理だ。

絶対部屋なんて入れたくない!

何されるかわかんない。


「それは嫌です…。

 正直ゆうと、イマイチあなたのことも、信じられんし…。

 盗聴器がしかけられとるかは、後で業者の人呼んで、調べてもらいます。

 ほんとすんません。もういいっすよ」


しばらく無言になった。


「…

どこが信じられない?ちょっと説明してよ」


少し、苛立ってるようだった。


「あたしアホやから…上手く言えんけども、

 なんか、話が嘘っぽいというか、、、なんかおかしいよ。」


ほんと、上手く言えないけど、正直に、伝えました。


「…

そう。。。


あれ?

あの窓んところのあれ何?」


うつむいてたとこに、

不意に、窓に向かって指をさしたもんで、

思わず、顔を、向けてしまいました。



次の瞬間!

首に腕が回され、、、


首元に

ナイフが向けられていた!




またまた 続く~~!!!